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環境配慮型の工法開発でナンバーワンを目指す
コンクリートコーリング × タナベ経営

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2021年2月号

 

 

タナベ経営 経営コンサルティング本部 本部長代理 森田 裕介
大手アパレルSPA企業での経験を生かし、小売業の事業戦略構築、出店戦略、店舗改革を得意とする。理論だけでなく、現場の意見に基づく戦略構築から実行まで、顧客と一体となった実践的なコンサルティングを展開。「お客さまに喜んでいただけるまで妥協しない」をモットーに、業績向上を図っている。

 

 

透明性の高い人事制度即戦力化を図るアカデミー

 

森田 経営理念と中期ビジョンの策定をお手伝いするところからスタートしました。

 

藤尾 経営理念の策定については、タナベ経営から「社長1人で考えて決めたものを社員に押し付けるよりも、次世代の幹部候補を交えて討議し、明確にした方が良い」とのアドバイスを受け、将来の幹部候補を選定して作業を進めました。また、中期ビジョンの策定も、幹部候補を中心とした「中期ビジョン策定委員会」を立ち上げて進行しました。

 

松本 中期ビジョンの策定後、人事制度もリニューアルされました。新しい人事制度への思いをお聞かせください。

 

藤尾 人事制度の再構築は、常に人員が不足している建設業界において不可欠な取り組みです。当社にも人事制度はありましたが、女性は男性よりも低い賃金体系が設定されているなど時代に合わない部分がありました。そこで、社員満足度を向上させて社内を活気付け、退職者を減らそうと人事制度の改革に着手したのです。

 

松本 改革のポイントを教えてください。

 

藤尾 新しい人事制度ではルールを明確にして透明性を高め、どの方向に向かって努力すればキャリアアップできるのかを明確にしました。5つの職種ごとに6等級から1等級の考課表を用意し、絶対評価で考課すると宣言。

 

こだわったのは仕事だけでなく「人間性」も高めてほしいという点で、等級が上がるほど経営理念に基づいた思考や行動ができて部下や後輩の見本になることを求めています。互いに尊重し合える職場をつくって社員が辞めない会社にしたいからです。

 

念願だった「社員を適正に処遇できる仕組み」は出来上がったと自負しています。今後は正しい考課ができるような考課者研修を定期的に行う計画です。

 

松本 新たな人材育成機関として開設された「CCC(コンクリートコーリングカンパニー)アカデミー」の内容をお聞かせください。

 

中元 CCCアカデミーを設立した目的は、人材の早期戦力化の推進です。これまでは新人を現場に送り出して先輩社員から仕事を教わるOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)スタイルで、一人前になるのに5年くらいかかりました。

 

一方、CCCアカデミーはDVD受講型・集合型・実技型・外部研修型の4つのスタイルの教育を施し、3年で一人前に成長することを目指します。実際、アカデミー1期生は入社1年で現場へ1人で出られるようになり、成長の速さに驚いています。

 

松本 今後、取り組むべき課題は何ですか。

 

中元 多様な社員に向けたカリキュラムを充実させることです。特に既存社員へのカリキュラムはまだ作成段階で、「仕事に対する姿勢」や「新人を受け入れるための上司・先輩社員としての在り方」などは社外講師によるDVDでの教育が中心。いずれはDVDに頼らず、CCCアカデミーの受講者が自発的に社内講師に立候補していくような“善循環”を確立したいと考えています。

 

松本 アカデミーで成長した社員が講師になって「学び合い、教え合う」ラーニングカルチャーを実現させていただきたいと思います。

 

 

 

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