TCG Review

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Vol.14 新しいラグジュアリーの芽生え

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2020年12月号

 

 

これまで、本連載ではイタリアとインドの大学におけるラグジュアリーマネジメントコースの動向について、 プログラム責任者へのインタビューを紹介してきた。今回はコースを受講する学生へのインタビューを紹介したい。

 

 

新しいラグジュアリーに挑戦する若手を応援 

 

ラグジュアリーについてアカデミックな研究を行っている大学の教育について、連載第12回目(2020年10月号)では、イタリアのミラノにある名門経済大学、ボッコーニ大学のエグゼクティブ・ラグジュアリー・コース責任者、ガブリエッラ・ロイヤコノ氏に、連載第13回目(2020年11月号)では、SPジャイン・スクール・オブ・グローバル・マネジメントのラグジュアリーコースディレクターであるスミタ・ジェイン氏に話を聞いた。

 

今回はラグジュアリーを学ぶ学生にインタビューを行い、そこで聞いた経験や意見を紹介したい。話を聞いたのは、先述したボッコーニ大のロイヤコノ氏から紹介してもらったイタリア人学生のジュリア・ラッケンバック氏である。ラッケンバック氏の次の言葉が印象的であった。

 

「同級生には欧州出身の学生も多く、すでに戦略コンサルタント企業や大手ラグジュアリー企業の現場でラグジュアリービジネスに関わっています。そういった人たちが、あらためてラグジュアリーマネジメントを体系的に学ぼうとこの学校に通っているのです」

 

ラグジュアリー教育について、「欧州発のラグジュアリー企業の新興国でのマネジャー候補育成」という面のみで捉えていると大きな見間違いをする。その裏が取れた。

 

彼女のバックグランドも含めてインタビューの内容を紹介していこう。

 

 

イタリアのミラノにある名門経済大学、ボッコーニ大学にてラグジュアリーマネジメントを学ぶジュリア・ラッケンバック氏

 

 

 

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