TCG Review

サイト内検索

特集1:現場力 -インデックス-

1 / 1ページ


2017年9号
 
漠然とした情報や物事の全体像が、誰にでも目で見て分かるようにすることを「見える化」という。目的は、見えなかった問題点を顕在化することにある。トヨタ自動車の岡本渉氏が1998年に発表した論文「生産保全活動の実態の見える化」で初めて登場したとされる。
 
見える化は、もともとトヨタ自動車の生産工程で生まれた言葉で、「目で見る管理」と呼ばれていた。その代表的なものが「アンドン」だ。これは生産ラインでの加工時に、異常があれば機械が止まり、異常を監督者に知らせる表示盤を指す。機械が異常停止した場合(点灯)は即座に処置を行い、監督者は不具合の原因追求と再発防止を行う。異常を改善し続けることで、生産性と工程能力が向上するという利点がある。

 
企業現場においては、作業者が仕事をしている姿は目で確認できるが、作業上の不具合や問題点は分かりにくい。そうした現場に潜む問題を露出させ、解決を図ることが目的である。
 
だが、近年の製造現場は、自動機械の高度化とシステム化の進展により、作業中の問題点や工程上の不具合が逆に見えにくくなってきた。「見える化」のための仕組みが、現場においては〝見えない化〞を助長する隠れ蓑になっている企業も散見する。
 
どのようにして、実効性のある「見える化」を進めるべきか。今号では、「見える化」によって現場の潜在能力を引き出すことに成功した企業の取り組みを紹介する。
 
 
 


 
indexbanner
 
MESSAGE
「経営の見える化」×「IT」で現場力を高める
仲宗根 政則
 


 
CASE 1
三島食品
「必ず起きるミス」に気付き行動変革につなげる
 


 
 
CASE 2
トムス
アナログを極めた「誰でもできる現場」づくり
 


 
 
CASE 3
山田製作所
徹底した3Sが最高のセールスマンに
 


 
METHOD

実行力強化のための見える化
武政 大貴
 


 
 
MARKET STATS