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特集1:価値訴求 -インデックス-

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2018年1月号
 
企業のあらゆるコミュニケーション活動を統合し、その効果を高めることを「トータルコミュニケーション」と呼ぶ。広告(AD)、広報(PR)、販促(SP)などと個別に考えるのではなく、その連関性を考えることである。
 
今、IMC(Integrated Marketing Communications=統合型マーケティング・コミュニケーション)というプロモーション戦略が注目されている。マスメディア(テレビ、雑誌、新聞など)の広告だけでなく、店頭、電話、ファクス、Web、DM、SNSなどの顧客接点を総合的に捉え、多様なメディアや製品パッケージ、セールスプロモーションなどを組み合わせ、消費者との接触頻度を高めて購買行動につなげる。1990年代初めに米ノースウェスタン大学のドン・E ・シュルツ教授によって提唱された。
 
例えば、2008年に岩波書店の国語辞典『広辞苑』(第6版)がベストセラーになったことがある。当時、岩波書店は10年ぶりに広辞苑の改訂を行ったが、その際に辞書らしからぬ販促プロモーションを展開した。具体的には、全ページ(約23万語)を縮小コピーした駅貼り大型ポスターの作成や、ユニクロとコラボレーションして挿絵の図案をあしらったTシャツを販売するなど、多彩な話題作りを行った。また書籍だけではなく、CD-ROM版の販売や電子辞書への採用、携帯電話やDVDなど多メディアで展開した結果、売り上げ目標が当初目標を大きく上回ったという。

 
「モノ余りのコト不足」時代では、あらゆるコミュニケーション活動を顧客視点で再構築し、ブランド・メッセージを総合的に訴求することが重要となる。対顧客コミュニケーション戦略で先行する食品分野にスポットを当て、トータルコミュニケーション戦略を考える。
 
 


 
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MESSAGE
ビジネスモデル・クオリティー
中村 敏之
 


 
 
CASE 1

世界文化社
妥協しない商品選びとカタログ作り
 


 
 
CASE 2
栗山米菓
体験型テーマパーク「新潟せんべい王国」を運営
 


 
 
CASE 3
インフォマート
企業と企業をつなぎ、フード業界を元気に
 


 
METHOD

トータルコミュニケーション戦略
原 泰彦
 


 
 
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