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「SANWAアカデミー」で人づくりを支援
-ひと本位主義に基づいた育成環境を創出-
三和建設

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2017年11号
 
社内の英知を集めボトム参加型の運営へ
 
アカデミーは2016年10月にプレ開校し、2017年4月に本開校した。開校準備からプレ開校まで半年強というスピード感あふれる進行だ。その背景について、「新規事業などと違って直接利益に関与しない案件は、長期戦になると息切れを起こしがちですから、半年から1年といったスパンでやり切るべき」と森本氏は振り返る。
 
現在、アカデミーでは年間52コマの社内講座と35コマの外部推奨講座のほか、インハウス研修なども行っている。社内講座は、年次や職域に合わせた「必須講座」と、ハイレベルな内容や他の職域の知識を学ぶ「任意講座」に分かれ、基本的に社内等級に応じて受けるべき講座が設定される。

 
社内講座は毎月第3土曜日に開催。大阪本店と東京本店をテレビ会議システムでつなぎ、どちらかの会場で行われる講座を同時に受けられる。平日の夕方に開催される講座や仕事を離れて合宿形式で実施される講座もある。年間の教育時間は、最多の社員で100時間だ。
 
今後については、「講座のクオリティーにばらつきがあるので、レベルを平準化しつつ全体的な高度化を図ることが目下の課題。また、ゆくゆくは時間や場所を制約されずに講義が受けられるeラーニング環境を整備し、人事制度との連動も図りたい。若手社員のコマ数も、より充実させていきたいです」と森本氏は語る。
 
トップダウンで始まったアカデミーは、いまや社内講師をはじめとする社内の英知を集め、ボトム参加型へと移行しつつある。「ひとづくり」に向けて、体系的な人材教育に本腰を入れ始めた同社の今後のさらなる成長に、期待が高まる。
 
 

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