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「女性力」で建設業界に構造改革を起こす
~生活者視点で挑むまちづくり・幸せづくり~
ゼムケンサービス

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2016年3月号
 
 

女性建築デザインチームの活躍で、内閣府「女性のチャレンジ賞」、第1回「女性が輝く先進企業」などを3年連続で受賞。
業界の弱みを強みに変えることができたのは“女性力経営”だ。

 

女性力も男性力も生かし、「建設業に満面の笑顔さかせ隊」としてまい進するゼムケンサービスの メンバー。中央が籠田淳子社長、右下のメンバーが持つ遺影は故・籠田修一専務

女性力も男性力も生かし、「建設業に満面の笑顔さかせ隊」としてまい進するゼムケンサービスのメンバー。中央が籠田淳子社長、右下のメンバーが持つ遺影は故・籠田修一専務


 
 
企業の枠を超えたプロ集団5年で売上高・利益倍増
 
「チーム名に女性と入れただけで、問い合わせが殺到したんです。それだけ、女性建築士に対しての需要が存在していたことに驚きました」
 
そう語るのは、2012年、自社の社員を中心に、全国の女性建築家やデザイナーによる「女性建築デザインチーム(JKDT)」を結成したゼムケンサービス代表取締役の籠田(こもりた)淳子氏だ。女性ならではの生活者視点の設計施工が高い評価を獲得し、5年間で売上高と利益が倍増した。
 
年々、全国に広がったJKDTネットワークは、2015年末、一般社団法人として法人化。建設業界の新たなビジネスモデルとして、企業の枠を超えた活動を本格的に発信し始めたばかりだ。
 
おそろいのつなぎにネオンカラーのヘルメット。華やかなポスターやホームページが目を引く。
 
「最初は女性を全面に出すことに抵抗がありました。しかし、社会は依然として男性目線の経済活動が強い。ならば逆手にとって“女性力”としてPRしようと。このプロジェクトは、いまだ“男社会”といわれる建設業界に対しての声掛けでもあります」(籠田氏)
 
 
 

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