TCG Review

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vol.6 園芸市場に新しい領域を作るキャビノチェ

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2019年4月号
 

前回(2019年3月号)紹介した男性用高級アンダーウエアTOOTに引き続き、今回も欧州市場へ乗り込もうとしている企業を具体的事例として紹介したい。

 


 
 
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園芸市場向け水分計を欧州へ

 
ある商品について市場がすでに確立されていると思っていたら、実際はこれから作る途上であると知って驚くことがある。「市場がありそうでない」のは、本当に需要がないからなのか、何らかの障害があってないのか。この分岐点をどう見極めるかが、ビジネスパーソンの眼力の試しどころだ。
 
さらに、その見極めをサイズの狭い国内市場で行うのか、ワールドワイドに広げて見るのか。それによって準備の心構えがまったく違ってくる。
 
今回は園芸市場向け水分計という商品を開発し、日本での市場経験を積みながら、同時により大きな海外市場に目を向けている創業6年目の企業を取り上げる。
 
同社の調査によれば、日本は鉢植え花で1300億円、園芸ツールが2500億円、合計3800億円が園芸市場とみられている。それに対して、英国は4兆円、ドイツは1.2兆円、フランスは1兆円、米国は5兆円である。欧州市場を視野に入れなかったら、それは怠慢と言われかねない。
 
今回紹介するのは、東京に本社を置くキャビノチェ。社長の折原龍氏に話を聞いた。
 
 
 

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