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「アカデミー」で教え合い、学び合う社風を実現しよう
保木本 正典

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2017年11月号

戦略総合研究所 副本部長
保木本 正典 Masanori Hokimoto
タナベ経営入社後、コンサルタントとして経営ビジョンや事業戦略・経営計画の策定支援、講演や各種研修などを中心に活躍。2013年に九州本部長就任、2017年より現職。現在は全国でのFCCアカデミー事業やセミナー事業を推進中。また、コンサルタントの指導・育成にも尽力している。

 

1.なぜ今、学び方改革か

 
この数年間で労使関係は一変した。業種・業界を問わず、先の見えない超労働力不足社会に突入した。「企業は人なり」とは経営の定説であるが、現在の経営環境を見据えるならば、間違いなく今後は、「働き方改革を制した企業が生き残る」といえよう。

 
ところで働き方改革の根幹とは何か。それはまさしく、生産性である。真の働き方改革は生産性向上なくして生まれないと言っても過言ではない。これまでは仕事の遅い人、つまり生産性の低い人は、3時間、4時間と残業をすることで能力の高い人に追い付いてきた。時間投入という努力で能力をカバーしてきたのである。
 
しかしこれからは夜中まで会社に残る、休日に仕事を自宅へ持ち帰る、などといったことは許されなくなってくる。いや応なく皆が生産性を上げる必要性に迫られているのだ。
 
人材育成の視点から考えても、これからの時代は、わずかな幹部・マネジャーを育成すれば後は彼らが下を育てるであろうという時代ではない。一人一人が高い生産性を維持できるリテラシーを持つからこそ、組織の生産性が引き上げられる。全員活躍の時代であり、それを実現するのが学び方改革なのである。

 
 

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