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中堅・中小企業が徹底すべき採用の基本
内田 佑

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2021年6月号


 

 

人材採用の成否が企業存続を決める

 

東京商工会議所の「【緊急調査】2021年卒採用活動における中小企業の動向アンケート」(2020年5月)によると、新卒(2021年度卒業・修了予定者)を対象とした採用活動において、83.8%の企業が新型コロナウイルス感染拡大の影響が生じたと回答している。また、影響が生じたと回答した企業274社のうち、採用活動を中断・延期している企業は51.8%にも上る。

 

中堅・中小企業にとって、新卒の採用・育成は経営の存続に関わる重要な取り組みである。新卒採用に苦手意識を持つ経営陣も少なくない中、採用活動の縮小は競争力低下に直結しかねない。

 

コロナ禍の今は、中堅・中小企業にとって優秀な学生を採用できるチャンスである。2020年度の業績が低迷した影響で、採用を見送る大企業が多いからだ。例年以上に優秀な学生を採用できているところも存在する。

 

ここで重要なのは、採用活動の基本を見直すことである。採用活動がうまくいっていない企業の特徴に、採用テクニックばかりを磨き、採用活動の基本を怠っていることが挙げられる。ビデオコミュニケーションツールを用いた面接や、オンデマンドの説明会、学生が就職活動を行う際に利用する「就活ナビ」を活用しているにもかかわらず、新卒の学生を全く採用できていない企業は、まず採用の基礎を見直していただきたい。

 

 

 

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