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中堅・中小製造業にIoTがもたらすインパクト
山内 優和

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2018年1月号


 
IoTのインパクト2021年には約156兆円
 
第4次産業革命(=情報通信スピード革命)という時代背景から、日本の産業界に変革の大波が押し寄せている。大企業を中心にIT化、デジタル化への投資が進んでおり、特に製造業においては生産工程でのデータ活用から営業・間接部門との連携、顧客へのサービス提供などでその動きが見られる。現在のところ米独が先行しているが、日本でも今後、加速度的に進展していくことが予測されている。

 
米IDCが発表した世界IoT(Internet of Things:モノのインターネット)市場に関する報告によると、IoT関連のハードウエア、ソフトウエア、サービスなどに支出される金額は、2017年で前年比16.7%増の8000億ドル強(約89兆円)に達する見通しだという。特に、製造オペレーション分野の規模が大きく、推計額は1050億ドル(約11.7兆円)に上る。2021年には1兆4000億ドル(約156兆円)へ拡大するとみられ、特に保険(20.2%)、個人消費者(19.4%)、クロスインダストリー(17.6%)などの分野での急成長が期待されている。

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