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【特集】

建設テック

「Construction(建設)×Technology(技術)」の融合で、建設業の生産性向上と技術革新を図る動きが活発だ。AI 活用やドローン 3D測量、XRなどの最新技術を建設現場に全面導入し、土木・建築・設計の常識を覆しつつある事例を紹介する。
2020.01.31

10万人に支持されるシェアナンバーワンのプロジェクト管理ソフトウエア
オクト


2020年2月号

 

 

工程表
工程ごとに通知や進捗状況を設定でき、工期遅れも防ぐ

 

 

使いやすいUIが現場の悩みを解消していく

 

難産だっただけに&ANDPADは非常に使いやすいものに仕上がったという。特筆すべきは、ユーザーインターフェース(UI:使用者がパソコンとやりとりする際の入力や表示方法などの仕組み)のシンプルさだ。

 

トップ画面には、自分が携わっている案件の施行中の写真が一覧で並び、一見すると住宅情報サイトのようにも見える。写真をクリックすると「工程表」「報告」といったボタンが現れ、もう一段進むと、今日するべきことがひと目で分かる。作業が完了したら、写真を添えてチャット形式で報告することもできる。

 

「職人の手間が軽減できるのはもちろん、現場監督も、職人からの報告を移動中に確認することができます。発注者と共有するオプションサービスもあるので、発注者に報告する手間も省けます」(稲田氏)

 

最も苦労した点が、このアプリをシンプルにすることだった。開発当時、利用者として想定されたユーザーには、ガラケーを使用する中高年も少なくなかった。だからこそ使いやすいものにする必要があったが、それにはできるだけ機能を絞る必要がある。何を入れて何を省くのか試行錯誤を重ねたという。

 

工程表や検査で必要となる資料や、撮影した写真、報告は全て案件ごとのフォルダに格納され、いつでも取り出して確認することができる。これも業務をシンプルにした。

 

「過去携わった案件に関する書類や写真は、紙ベースだと散逸してしまうことも少なくありませんでした。&ANDPAD さえあれば、同じようなトラブルがあったときに、過去どうやって対処したかなども、すぐに共有できるようになります」(稲田氏)

 

工程や施工図に変更があるたびに、監督はファクスで職人一人ひとりに送信しなければならず、時間と場所が大いに制限されていたが、&ANDPADと社内のシステムを連動することで、修正した図面や工程表をすぐに全作業者と共有できる。しかも、その図面は手を下すことなく古い図面とともに案件のフォルダに整理されていくのだ。

 

検査のためのアプリも開発した。自主検査をチェックリスト形式のアプリで完結できる。書式をエクセルで加工し、プリントし、送付するといった手間が大幅に軽減された。

 

 

営業管理
案件の進捗状況・過去の提案書などもまとめて管理

 

 

カレンダー
工程表と連動し担当工程がひと目で分かる

 

 

 

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