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【特集】

デジタル×プロモーション

プロモーション(販売促進)手法のデジタルシフトが進んでいる。顧客の消費行動にも大きな影響を及ぼすまでになったデジタルプロモーションの最前線に迫る。
2019.09.30

人気「動画クリエイター」のタイアップ動画の効力
UUUM

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2019年10月号

子どもたちの人気職業にランクインした、いわゆる“YouTuber”と呼ばれる「動画クリエイター」。そんなクリエイターが表現するタイアップ動画に、多くの企業が新しいプロモーションメディアとして注目し始めている。

 

クリエイターが表現しやすい環境をつくる

「HIKAKIN(ヒカキン)」や「はじめしゃちょー」という名前を聞いたことはあるだろうか。テレビで活躍するタレントや芸人ではない。動画共有サイト「YouTube」に自主制作動画を投稿し、若者に絶大な人気を誇るクリエイターたちである。

トップクラスのクリエイターはチャンネル登録者数が数百万人に及び、再生回数が1000万回を超える動画も少なくない。いまや子どもたちの憧れの職業として上位にランクされたクリエイターは、若い世代に大きな影響力を持つ存在と言える。

2013年に設立されたUUUMは、こうした動画クリエイターを多数サポートマネジメントする企業だ。現在、約400名の人気クリエイターと専属契約を結び、約8000チャンネルのクリエイターネットワークを持つ。ちなみに人数ではなくチャンネル数でカウントするのは、1人で複数のチャンネルを持つ場合もあれば、グループで一つのチャンネルを持つケースもあるためだ。

「当社の鎌田和樹(代表取締役社長CEO)が、現在、日本を代表する動画クリエイターのHIKAKINと出会ったのがそもそものきっかけです。その時にクリエイターとしての大きな可能性を感じ、彼らが表現しやすい環境を整備し、各種サポートをするために起業したのがUUUMです。現在は『セカイにコドモゴコロを』を経営理念にさまざまな活動を行っています」

そう語るのは同社執行役員(バディ・プランニングユニット統括)の竹川洋志氏だ。

同社の事業は大きく四つに分類される。まず所属クリエイターのマネジメントをはじめ、育成支援などを行う「サポート事業」、クリエイターの感性やクリエイティブ力を生かしたプロモーションプランニングなどの「インフルエンサーマーケティング事業」、イベント、グッズ、カジュアルゲームなどの「ライブ・エンタテインメント事業」、自社運営チャンネルやクリエイターの動画編集のサポートを行う「メディア事業」などを展開している。

特に最近、多くの企業が注目するのが、ユーチューブで動画を配信する「インフルエンサーマーケティング」である。従来のテレビタレントとは異なるクリエイターたちの個性や表現方法に脚光が集まっている。

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