Future Vision 2030 「令和」の時代へ すべてをスタートアップしよう:若松 孝彦
2020年を「スタートアップ元年」と捉えて、五つの戦略テーマに取り組み、
自社を丸ごと変えていきましょう
健全な危機感を持ち2030年へと挑む
2020年を「スタートアップ元年」と捉えて、五つの戦略テーマに取り組み、自社を丸ごと変えていきましょう。「できることから少しずつ」「空き時間に一部から」といった姿勢では何も変わりません。一気に変身する「会社丸ごとスタートアップ・プロジェクト」を立ち上げ、ビジネスモデルとコーポレートモデルの両面から変えていくのです。まさに、「屋根を修理するのは、晴れた日に限る」です。
また、自社を変えるには、「健全な危機感」が不可欠です。この危機感は、2030年を変身の期限に設定した上で、「どのような未来にしたいか」「その社会において自社はどのような役割を果たしているのか」という未来像を仮定し、そこから逆算して「今の自社に足りないものは何か」「何をすべきか」を明確にすることによって生まれます。それこそが「スタートアップ・スピリッツ」の起点です。
「未来は予測するためだけではなく、創るためにある」。スタートアップ・スピリッツを胸に、2030年に向かって一緒にファーストコールカンパニーをつくっていきましょう。