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コラム2021.05.06

テレワーク時こそ新入社員と“密”にコミュニケーションしよう

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2021年5月号

 

 

【図表】在宅勤務に対する不安や悩み(複数回答)

※上位抜粋、全国2020年新卒新入社員 入社以降の在宅勤務経験者n=494

 

 

テレワークが普及した2020年。通勤時間削減や生産性向上などのメリットがある一方、新入社員には新たな“悩み”が生じていたようだ。

 

マイナビ転職の調査(対象:2020年度新卒新入社員800名)によると、在宅・テレワークに対する不安や悩みのトップ2項目は、「質問や相談がしにくい」(38.7%)、「オン・オフの切り替えが難しい」(37.2%)。相談しにくい、距離が縮まらない、温度感が分からないなど、リアルな接点がないために生じる不安や悩みを感じる新入社員が多い。(【図表】)

 

人間関係への影響も大きい。まず、新入社員全体の人間関係に関する悩みとして、「苦手な人がいる」(22.1%)、「同世代が少ない」(21.5%)、「会話・話が難しい」(17.1%)、「付き合い・交流が少ない」(16.4%)などがある。

 

その中で、在宅勤務やテレワークを利用した社員は、出社社員に比べ「会う機会が少なく、人となりが分からないためコミュニケーションがしにくい」などの割合が高かった。

 

今後もテレワーク体制は続きそうだ。そんな中、新入社員が会社や上司、先輩社員に期待することは「話しかけてもらえる・雑談してくれる」(62.5%)、「OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)」(45.3%)、「自分がやった業務についてアドバイスやコメントが定期的にくる」(38.9%)など。対面機会の少ない分、何とか距離感を縮めたいと望む新入社員が多いことが分かる。

 

さらに同調査では、会社のコロナ対応への満足度と、会社の印象や勤続予定年数との相関関係も明確となった。コロナ対応に不満のある社員の方が会社への印象は悪く、勤続予定年数も短い。調査では「コロナ対応に不満のある社員の約半数が、3年以内に退社予定」という結果に。コロナをはじめとする諸々の有事に対し、「社員が納得・満足できる対応」がとれるかどうかは、今後の社員定着率に影響を与えそうだ。

 

 

※マイナビ転職「2020年新入社員の意識調査」(2020年9月24日、図表も)

 

 

 

 

 

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