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【コラム】

旗を掲げる! 地方企業の商機

「日経トレンディ」元編集長で商品ジャーナリストの北村森氏が、地方企業のヒット商品や、自治体の取り組みなどをご紹介します。
コラム2018.09.28

Vol.37 印象は「最後に焼き付ける」

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2018年10月号

空港にある渋いバー

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ジアスルーク&タリー
「ジアスルーク&タリー」は、新千歳空港のレストランフロアに2011年にオープンした、オーセンティック(伝統的なスタイル)なバー。開放的なスペースに12席のカウンターがあるほか、写真のように「街場のバー」かと見まごうような7席のカウンターもしつらえる。北海道のウイスキー蒸留所の限定物を、ここでは昼間から気兼ねなく飲むことができる。営業時間は10時30分?22時(ラストオーダー21時30分、無休)
〒066-0012 北海道千歳市美々987-22 新千歳空港ターミナルビルディング3F
TEL:0123-46-3959

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私は仕事柄、週の半分は出張に出ています。こうした気ぜわしい毎日を送っていますと、「出張のさなかに生まれる、ふとした空き時間を、いかに『旅』に変えるか」に意識が向かいますね。

仕事と仕事の間に少し散策するですとか、印象的な景色を写真に収めるですとか……。中でも大事にしているのは「出張の締めくくりに何をするか」です。まあ、たいがいは「食」になります。

これ、出張客である私と逆の立場――つまり、各地の観光業界にとっても重要なポイントであるはずです。「その地で最後に口にするもの」は、その地の印象を大きく左右する存在になるでしょうし、そこにもし掘り出し物があったなら、その存在がじわじわ広まることが大いにあり得るからです。

ですから、駅や空港の中にある飲食施設は大切なんですね。旅や出張を終える人たちが最後に訪れ、何かを体験する場所に他なりませんので。

実際には、名ばかりの地域料理を食べさせるような店も少なくないのですが、探せばちゃんとあります。まさに掘り出し物と言っていいような店が。

その筆頭格として今回取り上げたいのは、北海道の新千歳空港にあるオーセンティックなバー、「ジアスルーク&タリー」です。実は私自身、何度も同空港を利用していたのに、バーを見逃していました。今から思えば、もっと早く知っておけばよかったと感じているほどの存在です。

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北海道を体感できる品ぞろえ

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