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【コラム】

梶原しげるのビジネスに効く!会話のヒント

文化放送のアナウンサーを経てフリーに転身。テレビやラジオ番組の司会として幅広く活躍してきた梶原氏が、ビジネスシーンに役立つ会話のヒントをお届けします。
コラム2016.04.28

vol.8 採用側が「大学名」に こだわると損する理由
梶原しげる

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2016年5月号

同じ学力の2人は どうなったか?

外山准教授は、高校入学時点ではほぼ同程度の学習能力を持つ2人の生徒を比較しています。レベルの高い有名高校へ進学したAさんと、レベルの高くない無名高校へ進学したBさんの「その後」はどうなったのか?

最終的に、より優秀な成績を収めたのはAさんではなくBさんでした。

勉強のできる生徒ばかりに囲まれ、彼らと自分を比較する日々を過ごすAさん。劣等感だけが募り、有能感が低下する一方です。勉強に対するモチベーションを失い、最終的には悪い成績しか収めることができませんでした。

一方のBさんは勉強が苦手な生徒だらけの学校で、自分より学業の苦手な生徒との比較で有能感が高まります。自信がみなぎり、勉強に対するモチベーションもぐんと上がり、最終的にはAさんより高い成績を挙げることとなったのだそうです。

「そんな、ばかな」「レベルの高い学校へ行った方が、優秀な指導者や仲間に触発され、成績もつられて上がる」とお感じかもしれません。私もそう感じます。そう感じながら、私自身の「高校選び」をふと思い出してしまいました。

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