TCG REVIEW logo

100年先も一番に
選ばれる会社へ、「決断」を。

コンサルティング メソッド

タナベコンサルティンググループの各分野のプロフェッショナル・コンサルタントが、経営戦略・事業戦略・組織戦略などの経営メソッドを解説・提言します。
2018.09.28

今こそ物流のプロとしてノウハウを見直す
土井 大輔

201810_slide_t1
2018年10月号
 

タナベ経営 コンサルティング戦略本部 本部長代理
戦略ロジスティクス研究会 リーダー

土井 大輔
Daisuke Doi

大手システム機器商社を経てタナベ経営に入社。製造業、卸売業、小売業、サービス業、建設業など幅広い業種に対し、事業戦略立案や新規事業開発などの戦略テーマから営業力強化、マニュアル整備などの戦闘テーマまで対応する。2020年までには各業界において「物流・ロジスティクス」が企業競争力を高めると確信し、「戦略ロジスティクス研究会」のリーダーとして活躍中。

 
“モノを運ぶ”から「価値を運ぶ」物流へ
 
物流が価値を運ぶ――といわれて久しい。「モノを運ぶ」だけの従来のビジネスモデルでは、今後の物流業の成長は見込めない。
 
東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年は、ヒトとモノが大きく動くため、短期的に見れば物流業は成長するチャンスを迎えることになる。しかし2021年以降は、市場環境の変化と業種・業界におけるボーダーレス化が進み、他社と同じビジネスモデルでは勝ち残れない優勝劣敗の競争環境に突入すると考えられる。
 
加速していく人口減少に加えて、世帯数も減少に転じるとみられており、モノを買う「消費マーケット」は確実に縮小する。また、それと並行してトラックの完全自動運転や、倉庫ロボット導入による無人倉庫の普及に伴い、物流業界とは全く異なるプレーヤーの参入も想定される。
 
今後5年間は物流企業にとって、自社が発揮すべきノウハウ、注力すべきノウハウを明確にして、一段と成長するための資源配分を行うタイミングだと言えよう。
 
 
 

1 2 3
コンサルティング メソッド一覧へ

関連記事Related article

TCG REVIEW logo